隣県宮崎県では インフルエンザ の定点報告数が 1 を超えてきており、流行が始まったと考えられます。
鹿児島県においても今シーズン初の集団感染が報告され、今後の流行に注意を要します。
また 感染性胃腸炎 も増加してきており、引き続き手洗い、体調管理に努めてください。

当院では 10 月 1 日より インフルエンザワクチン接種 を開始しています。
現在、日本全国で注意報、警報レベルを超えている地域はありませんが、
A 香港型、B 型の発生が散発的に見られます。今後の流行情報に御留意してください。
厚生労働省のインフルエンザワクチン情報 をご紹介します。

当院では 特定健診 を行っています。
このたび 無散瞳眼底カメラ を導入し、メタボリック症候群が疑われる受診者様に眼底検査を行うことが可能となりました。
眼底における高血圧性変化、糖尿病性変化、眼底出血、緑内障変化をとらえることが目的です。

多剤耐性アシネトバクター感染症
(Multidrug-Resistant Acinetobacter) について
多くの抗生物質が効かないアシネトバクター感染症の報告が増加しています。
アシネトバクター族は土壌や水中に存在し、健常な人の皮膚にも認められる菌ですが、
免疫の低下している方の気道系や血液中に感染を起こすことが知られています。
また高温多湿の環境下で増殖するといわれています。
季節の変わり目を迎え、当院外来では夏かぜ、咽頭炎を起こされる患者様が増加して
きています。
引き続き手洗いを励行していただき、普段の体調管理に気をつけてください。

熱中症が増加しています。熱中症について まとめましたのでご参照ください。

インフルエンザの流行 に関して
神奈川県、福岡県、沖縄県において発生報告がより多くみられます。
注意報レベルを超える地域は現在のところありませんが、引き続き体調の管理にご留意下さい。

ウイルス性咽頭炎 (夏かぜ) が流行しています。
また体調不良、脱水に伴うめまい症も増加しています。
充分な栄養、水分補給を行い、体調管理に気を付けてください。

現在、鹿児島市で以下の感染症の流行が見られています。
(1) 感染性胃腸炎 (嘔吐下痢症)
(2) 水痘 (みずぼうそう)
(3) 手足口病
健康管理に気を付けてください。

感染性胃腸炎が流行しています。
鹿児島県では 1 月 26 日に感染性胃腸炎の流行発生警報が発令されました。
当地域では引き続き 2 月、3 月と流行が認められます。
手洗い励行は感染予防として有効な方法です。
強い下痢止めは回復を遅らせる場合がありますので使用にあたってはご注意ください。
脱水症状が強い場合は点滴治療が有効と考えられます。

安心して生活できるかかりつけ医をめざして
我々がめざしている医療、介護についてのご紹介です。